QDACについて

2004/4/17 西田顕郎

実験・観測系の研究では、装置の設計図をきちんと描くことが重要である。たとえ素人細工で作る装置であっても、論文にするときにはきちんとした図面にしなければならないことがあるし、装置の拡張などを、とくに共同研究者や業者と一緒に行うような場合、図面をきちんと管理することが肝要である。

そのためには、計算機上で図面を引くためのソフト、すなわちCAD (Computer Aided Design)が有用である。ここではLinux環境でよく使われている、オープンソースのCADソフトであるQCadについて、ごく初歩の導入に関してまとめておく。


Note: 以下、プロンプトを$で表すので、以下の説明で、$は打ち込まなくてよい。
Note: #は管理者(ルート)のプロンプトを表す。これも打ち込まなくてよい。


参考になるサイト

2004年4月の時点で、多くのサイトでリンク切れを起こしているが、下記のサイトは健在であり、有用である:

Kim's Happy-go-lucky Project at Kitakyushu-city

小林義宗のVirtual Office

QCAD: Technical drawing with Linux 英語だけど簡潔なチュートリアル。

Linux で科学しよう!--QCad 簡単な使い方

QCadマニュアルの日本語版


インストール

以前は日本語化とかでいろいろあったらしいが、バージョン1.5.4-3とかならば、日本語でのメニュー表示や書き込みは問題なくOK。

(RedHat9の場合)

$ wget http://umn.dl.sourceforge.net/sourceforge/qcad/qcad-1.5.4-3.redhat.i386.rpm
$ sudo rpm -i qcad-1.5.4-3.redhat.i386.rpm

起動は、
$ qcad

さらに、いろんなサンプルというかテンプレートを使いたければ、
wget http://www.ribbonsoft.com/archives/partlibrary/partlibrary-2.0.1.2-1.zip
unzip partlibrary-2.0.1.2-1.zip 
sudo cp -pr partlibrary-2.0.1.2-1/* /usr/share/qcad/libraries/

訓練

まずは、ここの、「使い方」を読む。

次に、英語だけどここのMethods of drawingとExample applicationをざっとやる。よくわからないところは適当に飛ばす。

その次は、日本語マニュアルを拾い読みしながら実践。


Tips

言語とかの初期設定をクリアしたいときは: $ rm ~/.qcad/*

直径のφをテキストで入力: Ctrl + Shift + O

	要素を削除: (ボタンメニュー) EDIT → 削除 → 要素を選択して、「実行」
	スケール原点移動: (ボタンメニュー