LAI2000の使い方

2005/06/02 筑波大学農林工学系 西田顕郎

基本動作

電源を落とす:       [FCT], [0], [9]
時計あわせ:         [SETUP] - ([↑][↓]キーで) - "05 Set Clock" - [ENTER]
ファイルの全削除:   [FILE] - ([↑][↓]キーで) - "24 Clear Ram" - [ENTER]
アルファベットを出すときは、↑を押してから。

デュアルモード(2台のLAI2000を使う)での計測

準備: 天空用LAI2000のYのcalibration値を、地上用LAI2000のXのcalibration値と同じに設定する。

1. 2つのLAI2000の内部時計を同期させる。
2. 古いデータを消去する。
3. 2つのLAI2000をタワーなどの上に持ちあがる。

--- 2つのLAI2000のマッチング (LAI2000マニュアル[らせん綴の小さな本]のAppendix C参照) ---
4. 天空用LAI2000を三脚等に固定。先端を北に向ける。
5. 地上用LAI2000も三脚等に固定。天空用LAI2000のすぐ横に並べる。
6. 天空用LAI2000センサをX, 地上用LAI2000センサをYとして、天空用LAI2000のコントローラのX,Y端子に接続。
7. [FCT11] - "11 Set Op Mode" - "MODE=2 Sensors" - [ENTER]
8. [FCT03] - "03 Vectors" - "OP=Comp X" - [ENTER]
9. 2つのLAI2000をきちんと同じ姿勢で並べる。
9. 表示はモニターモードになっている。ここで再度[ENTER]を押すと、その瞬間に両者がマッチングされる。
10. x1とy1がほぼ同じ値を出して来ることを確認。(x2とy2、x3とy3なども)

--- 天空・地上の個別計測の準備 ---
10. Y端子から地上用LAI2000センサをはずし、地上用LAI2000センサを地上用LAI2000コントローラのX端子に。
11. 念のため、それぞれのコントローラでの出力(x1とx1など)がほぼ同じであることを確認。
12. 地上用LAI2000の姿勢を解除してよい。
13. 天空用LAI2000コントローラに、[FCT11] - "11 Set Op Mode" - "MODE=Rmt Above X"。
"Log Int= 15 sec"
"START = 適当にセット"
"STOP = 適当にセット"
12. 天空用LAI2000コントローラに、[LOG] - ファイル名を適当にセット
13. 天空用LAI2000のスタート時刻が過ぎたら、例えば以下のような表示になるはず:
  5  x1      44.12
  END:    01:21:36
ここで"5"は現在の計測回数、"x1"は天空用センサーのリング1の出力、"44.12"はx1の瞬時値、
"01:21:36"は自動計測の残り時間。
この状態で、15秒おきの計測ごとに、ピッという音がコントローラから発生するはず。
14. 地上用LAI2000コントローラに、[OPER] - "11 Set Op Mode" - 
"MODE=Rmt Below X"
"Average= 5"

15. 地上用LAI2000を持って測定点に移動。
16. 地上用LAI2000コントローラに、[LOG] - ファイル名を適当にセット
17. 測定点で5回測定

15-17をくり返す。

注意: ものによって、LAI2000コントローラの内部時計の狂いが激しいものもあるので、2台の
コントローラの内部時計の時刻ずれに注意。

データの回収(Windows 95, 98の場合)

付属フロッピー内の、"comm.exe"というソフトを使う。
comm.exeは、LAI2000に限らず、Li-Corの多くの器機からデータを読みこむことができる。Windows2000では走らないみたい。

1. DOSプロンプトを起動
2. 適当なパス(C:\Licorなど)に移動。
3. comm.exe
4. F6で、出力ファイルを指定
5. LAI2000とPCを専用シリアルケーブルでつなぐ。
6. LAI2000で、COMMキーを押す。
7. "32 Printout"を選んでENTER。すると、PCの画面にデータがずらずら現れる。上で指定した出力ファイルにも、テキスト型式で出力される。

データの回収(Windows 2000の場合)

スタート - プログラム - アクセサリ - ハイパーターミナル
接続方法: com1
com1のプロパティ: ビット/秒:4800, データビット:8, パリティ:なし, ストップビット:2, フロー制御:ハードウェア
ASCII設定: 「右端で折り返す」をアンチェック

解析

以前は、ふつう、C2000.exeという、DOS窓で動くプログラムを使っていた。

現在は、FV2000という、WindowsのGUIで動くプログラムを使う。

2つのLAI2000で、樹冠上と樹冠下を別々に測ったデータを、統合して解析する場合: FV2000のPDFマニュアルの"Combine A&B Readings from Separate Files"を参照。ポイントは、

1. aboveのファイルを読み込み
2. belowのファイルを読み込み
aboveのファイルとbelowのファイルはぜんぶひとまとめにしてひとつのファイルにしてから読み込んでも良い。
3. Edit - Records - Import
4. aboveのファイル名のチェックボックスにチェック。
5. Belowのファイル名のチェックボックスにチェック。いちいちうざいときは、For every record type found inのところでAllをチェック。
6. Importボタン

* FV2000はLinux上でWINEで走らせることができる。